『若者・こどもの居場所勉強会』実施しました

7月27日㈰10:00~12:00

『若者・こどもの居場所勉強会』を実施しました。
講師をお願いしたのは、文教大学人間科学部青山鉄兵先生です。

時代と共に変化してきた居場所への関心の流れや、家庭・学校・地域の状況の変化から”居場所”がどのようになってきたなどのお話、思春期以降の「生きづらさ」と居場所の関係。後半は、子ども・若者にとっての居場所とは、どういったもの(こと)なのか、どんな状況にあるのかなどお話を伺いました。

”空気”としての”居場所”

無くなりそうにならないとその存在に気付かない。なくなると息苦しい。
”居場所”があっても、”居場所”って意識しながら過ごしている訳じゃないということ、本当にそうだなぁと、思いました。


”居場所”となるための条件

”物理的な空間だけでなく、人間関係を含むもの”

ハコがあれば、良い訳ではないこと、そこでの周りとの関わりも影響があることを再確認。
そして、”結果として”、居場所としての役割を担っていた”が、望ましいことも。

”居場所”+”づくり”になったとたんに、もやもやした言葉になるのは、
結果ではなく、企てる側としての最初から意図があるからなのか…。等、聴かせて頂きながら、グルグル考えていました。

今回の機会は、”居場所”への”わくわく”する想いと、つくるへの”もやもや”を頂ける機会でした。
きっと、居場所をつくろうとする時には、”もやもや”も、持っていた方が良いのだとも思いました。
ハコだけでなく、人間関係も含むものであるなら、続けていく中で、変化していくはず、”もやもや”を持っておくことで、ずっと同じでないこと、今に合う”居場所”をいつも模索できるってことだなぁと思いました。

今を生きる若者・こどもたちに、あった方が良い”居場所”が、いろんな所にいろんなカタチでできるといいなと思います。

 

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