初心者陶芸体験講座~「食卓彩る親子皿」を作ろう!~

2月28日から初心者の方を対象にした陶芸講座が始まりました。
大きなお皿とお揃いの小さなお皿を作ります

講師は、いつも公民館で活動をされている陶芸クラブ陶友会さんです。

初日は「作陶」
さっそく、大きな粘土の塊を糸を使って厚さ2㎝に切り分けます。
今回は「練り信楽」という種類の粘土を使います。

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一人3㎏ずつの粘土を使って、まずは大きなお皿を作ります。かなりの重さです。。。
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大きな葉っぱの型紙よりも一回り大きくなるまで伸ばしていく作業は
思った以上に体力のいる作業でした

麺棒で力を込めて少しずつゆっくりと伸ばし続けていると・・・
あっという間に30分も経っていました

型紙よりも大きく、厚さ1cmまでのばせたら型紙に沿って切り取ります。
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切り取った周りの部分を集めてひとまとめにし、空気を抜きながら練ります。
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手のひらを上手に使って円を描くように練っていくと、このような形になります。
これを、「菊練り」と言います。
空気が抜けてひとまとまりになった粘土を、次は小さなお皿用に切り分けます。
先ほどと同じようにして0.8mmまでのばしますが、今度の粘土は練った後なので、やわらかくなっていて、のばしやすかったです
IMG_4438 小さなお皿の型紙に沿って、切り取ります。

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ここまで出来たら、少し粘土が乾くのを待つため
お昼休憩に入りました。
参加していただいたみなさんと、先生方と一緒に陶芸についてなど色々なお話しで盛り上がりました

そして午後からは、葉っぱの葉脈を書いて模様つけです。
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みなさん、思い思いの葉脈を慎重に書いております・・・すると、お皿に個性が出てきました

作陶の最後の手順・・・お皿の縁を作ります。
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最初は布をあてながら優しく少しずつ持ち上げていきます。
ある程度角度がついたら、指のお腹を使って優しく形を整えます。
この縁の作り方で、お皿の深さや全体の大きさなどが変わってきます。
滑らかな縁、波を打つような縁、角度をつけた縁など・・・・様々です。

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同じ型紙を使ったけれど、葉脈の書き方と縁の作り方でそれぞれ全く違ったお皿が出来上がりました。

2週間乾燥させてから素焼きをします。

次回は3月22日、釉薬をかけます

 

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