成人大学講座 第3回

―成人大学講座『西洋近代美術と日本』―

成人大学講座、第3回目です。

本日の講座も帝塚山学院大学の大森淳史先生にお話して頂きました。

P1020877_2 本日の講座は、前半では先週に引き続き、「印象派と浮世絵」のテーマで“ドガ”について、後半では「心のイメージとしての日本」というテーマで“ゴッホ”の絵を見ていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

P1020881 ドガの絵を見ながら、影響を受けたと思われる浮世絵の絵を見て、両方の絵の説明を受けます。

ドガは、貴族階級出身であったが、好んで描いていたのは、庶民で男性たちの好奇のまなざしの対象にもなりやすい女性だったそうです。

人物の配置や地平線の位置などの巧みな構図の絵はそれまでの西洋画には無く、浮世絵からヒントを得たと数多く認められていました。

 

 

 

 

P1020884 少し休憩をとってから後半は、ゴッホです。

ゴッホの絵は影が無い絵や、風景画でも平坦な絵を描き、日本画に近い絵を描いていたそうです。

ゴッホの自画像の絵でどのようなところにポイントをおいて描いたのかの説明では、受講者さんより笑いがおきていました。

 

 

 

 

 

 

第4回目の成人大学講座は11月20日です。テーマは「クリムトとウィーンのジャポニスム」です。次週も宜しくお願い致します。

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