―成人大学講座『西洋近代美術と日本』―
本日のテーマは『印象派と浮世絵』
先週に引き続き、帝塚山学院大学 大森淳史先生にお話しをして頂きました。
モネの作品と浮世絵とを比較して、モネがいかに日本の浮世絵版画の影響を受けたか、どのように描いているかなど、丁寧に教えて頂きました。
たとえば風景の絵の視覚や構図など、比較したところ、浮世絵にかなり影響を受けていたことが、はっきりと読み取ることができました。
モネだけでなく、日本の浮世絵に影響を受けた画家たちの作品も紹介もあり、みなさんスクリーンの絵に釘付け。
講座の後半では、日本の浮世絵のコレクターで、日本ファンと言われたモネが作った睡蓮の浮かぶ池を中心とした日本庭園のお話を聞きました。
その日本庭園の睡蓮の咲いている池をモネは何枚も描いていて、同じ場所からの作品でも、時間による色彩が全然違っていて見ていて楽しかったです。
次回の成人大学講座は11月13日です。テーマは『心のイメージとしての日本』です。宜しくお願い致します。