天体観望会 ~火星の接近~

令和2(2020)年10月11日(日) 18:00~20:00

公民館多目的室および屋外にて『天体観望会~火星の接近』を実施しました。

講師は、那須香大阪天文台台長中島健次さんにお願いしました。

火星が地球に2年2か月ぶりに接近

今回は2年2か月ぶりの接近により、目視でもよく見える火星はもちろん、木星や土星も一緒に観察できる絶好のチャンス。

しかしながら直近の台風のため、当日の空は厚い雲に覆われています。

 

 

 

 

 

前半は講師の中島先生による「観望会で見える天体」講座。当日観測予定の「木星」「土星」のお話、火星の「準」大接近の説明など分かりやすく説明いただきました。

途中休憩をはさみ後半はいよいよ公民館を出て公民館前の駐車場で星空の観測。

 

 

 

 

しかし、あいかわらず夜空は雲が厚く星ひとつ見えません。中島先生による観測装置の説明を聞きながら星が見えるのを待ちます。

なかなか観測できない状況が過ぎ、わずかに雲の隙間から木星が見えた時は参加者全員で盛り上がり、交代で観測装置をのぞき込みます(もちろんコロナ感染を警戒して交代ごとに接眼部を消毒しました)。木星から土星、雲の流れの合間にわずかに見える星を観察し、参加者も少しずつ帰路につく中、なんとか終了まじかに火星がその姿を現してくれました。

今回は全員、天体観望会初参加でしたが、これをきっかけに、引き続き星空に関心を持ってもらえればうれしく思います。

 

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