夏休み学習会2018  プラネタリウムと天文工作

今年も夏休み学習会が始まりました。『プラネタリウムと天文工作』
7月23日。午前は4、5歳児と保護者。午後からは小学1年から3年生までの子どもたち対象です。

宇宙がどれくらい遠い所にあるか。そこにはロケットで行くこと。ロケット発射場が日本ではどこにあるか。日本のはやぶさ2が小惑星りゅうぐうの軌道に無事到着した話や去年、宇宙へ行った宇宙飛行士の話をクイズを交えて説明しました。

いくつかのクイズで、ロケットってどんなものかを知ってもらったところで、天文工作です。
作るものは、紙コップと輪ゴムを使った飛び出すロケット。そして発射台です。
まずは、紙コップが飛び出すところをみてもらいました。
そして皆、見よう見まねで試行錯誤しながら作り進みます。
作ったものが飛ぶことがわかると、装飾です。たくさんある材料の中から、自分が
イメージするロケットになるような材料を探します。


ある程度の形ができたのでプラネタリウム室へ移動しました。
今日みえる星空紹介とギリシャ神話のおはなしです。
それからまたロケット工作のつづきです。

保護者の方も子どもがはさみの扱いなど危ない所は気を配ってくれながらも自分のロケットを作ってくれました。そして完成です。

『小さい子でもちゃんと飛ばせることができ、達成感を得ることができたようでよかった。』
『自分で考えてする工作で手取り足取りじゃなくてよかった』
『めちゃくちゃたのしかった。またきたいです』
という、一緒に来てくれた保護者や子どもからの感想をいただきました。

午後は同じ内容で小学1年から3年生です。
クイズではたくさん答えてくれました。色々な乗り物の名前もでましたが、いちばん遠い宇宙にいくにはロケットでいくことがわかりました。
『飛行機に乗るのにお金かかるからロケットも1万円位かかると思う。』と素直に思ったことも教えてくれました。1万円で行けたらいいなあ…



工作では何回も飛ばしてみたり、自分の気に入るロケットを形作ったり。あと10分…あと5分…自分なりの完成を目指して時間を惜しむように、手を動かしたり作業をつづけていました。
ゴムの不思議に気づき、こうしたらよく飛ぶよと教えてくれたり、横に飛ばすロケットをつくったり、
はやぶさ2にそっくりなロケットをつくったりと、やればやるほどいろいろ作りたいものがでてくるようでした。時間になって
5,4,3,2,1発射!!みんなで一斉に飛ばしてみました。とっても楽しい瞬間です。

『かっこいいロケットができてよかった』
『ロケット くふうしてできた』
『ロケット とばしてたのしかった』
『いろいろな材料があったのでいろいろかんがえることができてたのしかった』
『はじめはむずかしかったけどどんどんやっていったらたのしかった』
『いろんなことをまなんでたのしかった』
自分で考えて工夫してできた完成品は特別ですね。
『とても楽しくてもう一回行きたい』
『プラネタリウムをみさせてくれてありがとう』
『ギリシャ神話が面白くなったからもっとしりたいです』などなど。
嬉しいアンケートをもらいました。

アンケート用紙の裏をみると地球から宇宙へ飛び立つロケットの絵を書いてあるものもありました。
宇宙やロケットに関心を持ってくれるお手伝いができたのだなとこれも嬉しくなりました。
子ども達からたくさんの元気をもらった1日でした。

 

 

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