「大阪狭山市の歴史」を読む 2回目

10月20日(火)。「大阪狭山市の歴史を読む」2回目です。
今回は狭山池のどんな歴史を知ることができるでしょうか。
講師に大阪狭山市教育委員会 歴史文化グループの平野淳さんをお迎えしました。

2回目のテーマは「重源と狭山池」「安見宗房と未完の狭山池改修」です。
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今回のテーマの重源、この人物が好きな方が多いように思いました。受講者の中でも好きだと言う声をよく聞きました。狭山池との関わりはどうだったのでしょう・・・。

前回に引き続き、テキストを声に出して読んでもらいました。漢字の羅列が多いところもありましたが、皆さんスラスラ。すごい!!

重源はどんな人だったのか、どんなことをしたのか、資料とともに説明を聞きました。重源は昔の人の中でも大きい身体をしていたそうですよ。説明の中で、講師より重源の改修碑が見つかった時の秘話を聞くことができ、聞いていても当時の緊張感が伝わってきました。今まで見つからなかった何百年も前の物を発見できた瞬間ですもんね。
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そして、時代は中世へ。室町時代になると狭山池のことを書いた文化資料が少ないそうです。時代は下剋上、戦が多かったり激しかったりすると、狭山池の工事ができる状態ではなくなり、未完になったと考えられています。

次回は近世の狭山池、どんな変化をするのでしょうか。最終回は11月10日(火)です。お楽しみに!

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