就活パソコン講座『エクセル活用ビジネスコース』最終回

エクセル活用ビジネスコースも今日が最終回となりました。15回コースという長丁場でしたので大変淋しいですね。

P1090118さて最後は勤怠管理をタイムカードを例にして時間の計算に挑戦しました。時間はシリアル値に直すと小数点以下の桁数になります。
勤怠管理では出勤した時間をタイムカードに打刻しても、ある一定の時間からの勤務になります。そのような場合には関数を使って時間の切り上げや切り下げを使います。
切り上げの関数がCEILING関数で切り下げの関数がFLOOR関数です。例えば基準値を0:15分にするとその時間がたつ分切り上げや切り下げをしてくれます。

P1090121時間を足し算すると、どうしても通常は24時間を超えて表示されません。この時は表示形式をユーザー定義で変えるとそれが可能になります。
そうするとそこに時間給を掛けて毎月の給与を算出する事ができます。
次に日付をまたいで時間を計算する場合には1つは時間をフル時間表示(26時間など)にすると簡単に時間差が算出されます。
またIF関数を活用して退社時刻と出勤時刻いずれか大きい数字から小さい数字を引くようにすることもできます。

P1090146理解して頂きたいのはシリアル値は24時間を「1」として認識するので日給や月給を計算する際は、必ず時間給×勤務時間×24倍という計算式を使って下さい。
勤怠の時間計算につきましても難しかったと思いますが、最後の日は今までやったことの一部を掻い摘んで復習しました。
本当にまだまだ丁寧に細かくやりたかったのですが時間が足らなくて残念です。またいつか何かの折にお問い合わせいただければ幸いです。皆さんぜひ現場で活用できるよう頑張って下さい

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