日本語学習ボランティア講座③④⑤実施記録

8月23日㈫
3回目の今回のテーマは、『”やさしい日本語”の達人になろう』でした。

”やさしい日本語”は、普段の日本語よりも簡単で外国人にもわかりやすい日本語のことを言います。

そして、阪神淡路大震災の時に必要な情報を伝える、受け取ることができなかったことを教訓として、はじまったそうです。

今では、コミュニケーションを円滑にする手段としても、外国人が働いている会社、企業、学校、幼稚園、保育所、地域の日本語教室などでも活用されるようになりました。

”やさしい日本語”は、外国人の方だけでなく、こどもや高齢者とのコミュニケーションにも役立つ考え方、方法だと思います。

どんどん”やさしい日本語”の活用が広がるとよいなぁと思っています。

9月27日㈫

4回目のテーマは、『対話型活動の勧め~おしゃべりで学習者の話す力を伸ばそう~』

地域日本語教室のボランティアの役割の大きな部分だと思いました。

教える側、教わる側といった縦の関係ではなく、対話すること。
学習者にも発信することができる、日本語を話すことを楽しみながらできる機会は、大事で、地域で暮らしていく中で、つながっていくための日本語の習得、実際につながることに役立つことだと思いました。

ぜひ、ボランティア活動を始められたら、対話を楽しんでほしいなぁと思っています。

10月18日㈫

5回め、6回目は交流会なので、澤田幸子先生に教わる機会は、最終回です。
今回のテーマは、『ほとんど日本語がわからない入門期の学習者との活動~何から始める?どうやって進める?~』でした。

実際にボランティアされている方とお話しても、何から始めるか、難しいとお聞きしたこともあります。

私たちが、見知らぬ国の文字観た時、図形のように見えたり、言葉も音でしか受け取れなかったりしますが、日本語を初めて見聞きした外国人の方にとってもそれは同じで、

きっと、はじめて学ぼうされている方は不安もあるだろうと想像してしまいます。

今は、スマホという便利な道具もサポートしてくれるので、地域の日本語教室では、学習者とボランティア、お互いが楽しみながら、はじめましてができる良いなぁとお話を聴き、体験してみて思いました。

6月からスタートした日本語学習ボランティア講座にたくさんの方が参加してくださり、一緒に学ぶことができました。

講座でできたことは、ほんの入り口部分かもしれませんが、澤田先生が伝えてくださった、大事な要素を忘れず、学習者の方とここで暮らしている人どうしとして、共に学び、つながっていって頂けると、うれしく思います。

次回は、てとてとクラブの学習者の方、ボランティアの方との交流会です。楽しみですね。

 

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