歴史のなかの北条氏にかかわる女性たち

10月1日から11月12日までの毎週火曜日 『歴史のなかの北条氏にかかわる女性たち』7回講座を開催しました。昨年の講座では北条氏のお殿様を紹介してもらいましたが、今回はそのお殿様の近くにいた女性たちのお話です。

講師は大阪狭山市教育委員会 歴史文化グループ 橋上猛雄さん 吉井克信さん 山脇大輝さんです。

今回の講座では、狭山藩の北条氏のことだけではなく、狭山藩が成立する前の小田原北条氏からかかわってきた女性の話を聴きました。しかし、女性の詳しい情報が書いてある古文書は少なく、法名がわかってもその以前の名前などわからないことが多いそうです。

狭山藩5代藩主の氏朝の『氏朝日記』には、子どもの出生や死没に関することが記載されていて、母親が誰か、名前もわかるものが多く、当時を知るのにとても重要な文献だと思いました。

 

探訪編

この講座では、講義を視聴するだけなく、実際に出かけて北条氏にかかわるものを観てみようと、10月22日に高野山の高室院・奥之院にある北条家の墓所、11月5日に狭山藩にゆかりあるお寺、報恩寺・龍雲寺に行ってきました。資料で観るだけでは、わからない重みを実際観て感じることができました。

高野山

報恩寺・龍雲寺

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