9月20日(金)。19:00~21:00
どんとこい!介護~困らぬ先の杖♪学んで・知って・考えて!人生の後半をゴールデンタイムにしよう☆~の第1回めを実施しました。
この講座は、介護のことを取りあげながら、色々な知識・知恵を得ることも目的の一つですが、この機会に、自分の大切な人のことや自分のことのこれからを改めて考えてみてもらえる機会になればと思って企画しました。
第1回めの今回のテーマは、『親のこと、自分のこと、これからのこと~人生のおわりから考える~』です。
人生の終わりは、絶対に訪れるもので、避けることはできないことです。だからこそ、人は、生きている今の時間を大切に思ったり、どう生きたいかを考えるのだと思います。
なので、今回の講座は、これからを考える初めとして、人生のおわりから考えてみることにしました。
講師には、訪問看護のお仕事を通して、自宅で最期までその人らしく生きていくためのお手伝いをされてきた一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会の久保田千代美さんに来て頂きました。
ご本人の体験から学んでこられたことや、感じたことなど、たくさんお話してくださいました。
最期までその人らしく生きるための提案として、
●高齢者はかかりつけ医をもっておこう。
⇒訪問医をされている病院をかかりつけ医にもっておくと緊急時に救急病院に運ばれるとかではなく、自宅で訪問看護も可能になります。
●今のうちから人生会議をしておこう。
⇒病気になってからとかでなく、今のうちから、人生の最期どうしたいかなどを自分、家族含めて会議をして、お互いの気持ちを知っておくことがお勧めだそう。
講座の最期にご紹介頂いた”支えの地図”。
苦しいことがあった時、折れない心で、困難に立ち向かう勇気がもてる素。
ぜひ一度、自分自身の”支えの地図”書いてみてくださいね
頂いた資料に”穏やかな看取りができるまちづくり”として、
1.そこに暮らす人の特技や役割を大切にしたまちづくり
2.どんなに困難なことがあっても、わたしにもできることがあると思えるまちづくり
という文章が書かれていました。
大阪狭山市もみんなでそんな街にしていくことができると良いなぁとお話を聴いて思いました