6月28日(土)初心者陶芸体験講座の第1回目を実施しました
今回は夏の風物詩でもある「蚊遣器」を作ります。
色々な形の見本の中から作ってみたいものを選んでいただきました。
最終日、窯から出した時にどんなふうに焼き上がるか今から楽しみです
講師は公民館陶芸クラブ桂さんです。
作る形によってグループに分かれて、いよいよ作陶開始
粘土をたたいて、たたいて、伸ばして、伸ばして、ひたすら伸ばして・・・
均等な厚さに伸びたら型に沿わせて、形を整えて表面をきれいに滑らかにします。
こちらのグループはまた違う方法で粘土を伸ばしています。
この方法は、「手びねり」と言われる手法の一つで最初期から存在した手法です。
これを繰り返し、指の感覚で厚さを均等にしていくと・・・
蚊取り線香を入れる穴を慎重に開けて、耳も付いたらだんだん形が見えてきました
こちらのグループは丸く粘土を伸ばしています。
伸ばす前に、粘土の中の空気を抜くためしっかり練ります。
先生が「菊練り」という練り方を披露してくれました。
みるみるうちに粘土が滑らかになっていきました。さすがです
土台となる部分が出来てきました。
取っ手になる部分を固定してしっかりとつけます。
そしてまた粘土を練って伸ばして、ボールにかぶせて型を取って、蓋の部分が出来上がりました。
内側もきれいに滑らかにします。
ここからの作業は粘土が乾いてからになるので、続きはまた明日になります。
粘土の乾燥は、その時の季節や気候によって変わってくるので先生方が
作品一つ一つを慎重にビニールで包んでくれました。
参加者のみなさん、初心者とは思えない程とてもスムーズに進みました。
初めて粘土を触ってなかなかうまく出来ない所は先生方のフォローが入って
わいわいと楽しくあっという間に1日が過ぎました。
明日は作陶の仕上げです。