成人大学講座「現代韓国文化社会を知ろう」 第4回

4回目のテーマは、「ソウルの歴史と観光スポット」です。
政治的な重い話題が続きましたが、ここらで気分転換。
といいますか、こういった文化的側面でも相手を知るというのはとても重要なことです。

ソウルは超高層ビルが立ち並ぶ現代的な都市であると同時に、
600年の伝統をもつ歴史都市でもあります。
ソウルと呼称されるようになったのは、1946年以降です。
ソウルは固有語で「みやこ/首都」という意味があります。

都市形成は漢陽と呼ばれていた、朝鮮王朝時代(1394~1910)です。
風水地理説に基づいて作られた都市で、大まかに王宮、宗廟、社稷壇、城壁、城門と それらをつなぐ大路が作られました。
昌徳宮・宗廟・朝鮮王陵がソウルの世界遺産となっています。

次に観光スポットの紹介をしましょう。以下にソウルの主な名所を記します。
良ければ韓国旅行の参考にしてみてください。

・鍾路(チョンノ)エリア:今も昔も政治・経済の中心、1974年に初めて地下鉄が通る。
・世宗路(セジョンノ):ソウルのメインストリート。北側に景福宮があり、南に迎えばソウル市庁とソウル広場がある。
・普信閣:朝鮮時代に鐘を鳴らし時間を知らせた建物。今は大みそかの除夜の鐘として使用。
・塔骨(パゴタ)公園:植民地時代最大の民族独立運動がおこった場所。普段は老人の憩いの場所。
・仁寺洞(インサドン):骨董品、伝統工芸品などの商店街。
・昌徳宮と秘苑:ユネスコ世界遺産に登録されている宮殿と庭。
・宗廟:朝鮮王朝の歴代王と王妃、そして死後に王と王妃を祀った祠堂。王室の墓ではなく、王族の位牌が祀られている。朝鮮王朝時代には国家最高の行事である「宗廟大祭」が行われ、現在も続く。

また古田先生に、リーズナブルなホテルや、買い物や移動に利便性のあるホテルなどを紹介して頂きました。

最終回は6月5日です、お楽しみに。
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