初心者陶芸体験講座 食卓のうつわをつくろう 3回目

5月31日(日)。3週間ぶりの講座です。今日の作業は盛りだくさんです。
絵付けをし釉薬をかけ本焼きの窯入れをします。

皆さんが忘れずに来てくださったので一安心。そして宿題に出されていた うつわに描く絵柄を全員が考えてきてくれていたことに驚きともう一安心
ご自分で描いた絵だったり、ネットで探した図柄だったり、図柄のある実物をもってきたり、家族に注文された絵だったり……ご家庭でも話題にあがっていたのですね
皆さん、今日の講座をを楽しみにしてくれていたのだなあと嬉しく思いました

24日に土窯会さんが素焼きの窯入れをしてくださった窯を開けました。
そして自分のうつわを取り出します。
ご自分のうつわと3週間ぶりのご対面です。色も変わりましたね。

そして絵付けを始めます。呉須(ごす)の使い方や絵付けのやり方を教わります。
呉須とは染め付け用に用いる藍色の顔料です。本格的な絵付けになります。
まずは呉須の準備です。お茶碗に呉須と水を入れ練ります。普通なら何時間も練るそうですが今日は時間の都合上省略。
描ける状態になったかどうか講師に確認いただいてから始めます。

いきなり筆を入れるのではなく鉛筆で下書きをします。
いくら下書きをしていても最初に筆を入れる時は緊張します。そしてこれでよいのか講師に確認しながら描き進めていきます。

2時間強でほとんど描きあがりました。お昼休憩ですが、ご飯もそこそこに皆さん仕上げをされていました。

納得のいく出来上がりになり、講師のOKが出た人から、釉薬を付けていきます。
今日の釉薬は透明釉です。
うつわが大きいので大変です。身体全体を使って行います。
講師が横についてくれています。
釉薬のつき具合の調整が難しいところです。
うすいのがきれいに仕上がるのですが薄すぎるとはげてしまいます。
3.5kgの粘土を使いましたよね。重いです。指にしっかり力をいれて…つかんで…

裏の高台の部分は釉薬が付いていてはいけません。
指で持っていたところはついていないのでまた指や筆でつけます。
仕上げを行い、窯に入れました。

午後3時。窯に入れて本焼きです。1230度まで加熱します。
『うまく焼けますように』と窯の前で手を合わせる気分でした。
窯出しは6月6日(土)です。楽しみですね。

 

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