初心者陶芸体験講座『蚊遣器(かやりき)をつくろう』第4回目

7月20日(日)、素焼き窯だし・釉薬かけ・本焼き窯入れを行いました

素焼きが終わり、窯を開けたら・・・・

Img_1122

ひびが入る事もなく全ての作品がきれいに焼きあがっていました

みなさん自分の作品を慎重に窯から出して、その後修正作業に入ります。

Img_1123 Img_1128 

表面をなめらかにするため、やすりでやさしく磨き、粉はぬらしたスポンジで取ります。

絵を描いた所は削らないように・・・・

Img_1130 Img_1131

Img_1132 Img_1134_2

表面がきれいになったら次は、はっ水剤を釉薬を塗らない底の部分などに塗ります。

底の部分に釉薬がつくと、焼いた時にくっついてしまうので要注意です

Img_1139_3 Img_1141_3

そしていよいよ最終工程の釉薬かけです

・・・一番大変な作業です

今回は透明の釉薬を使うので、粘土のそのままの色がいかされた作品に仕上がります。

釉掛けの方法には何通りかありますが、今日は「吹きかけ」という方法で行いました。

Img_1146 Img_1148

Img_1196_2 Img_1178_5

何度も吹いて釉薬をかさねて塗ったり、薄めにしてグラデーションをつけたりして自分のお好みで調整できます。

力いっぱい吹かないと吹きつけられないので、みなさん思った以上に大変そうでした

小さな作品は、釉薬が入っている容器に直接入れて浸します。

Img_1161

透明の釉薬を全体にかけれたら、そば釉という色のついた釉薬を少し吹き掛けると

焼きあがった時に色があって、表情が出ますね

Img_1174_3 Img_1198_2

どの作品も釉薬を塗って、真っ白になりました

Img_1207_2

そして再び窯に入れて、本焼きです

素焼きの時とは違って釉薬がついたので、作品同士が触れないように注意しながら並べます。

Img_1210

窯の内側に釉薬が付いてしまうと、窯の故障の原因にもなるので慎重に・・・・

焼きあがって窯を開けるのは一週間後です。

いよいよ完成間近

来週は初心者陶芸体験講座最終回、みんなで作品鑑賞会をします。

とっても楽しみです

カテゴリー: 講座の記録 パーマリンク