成人大学講座『芸術に親しむ』第2回

成人大学講座 第2回目です♪
本日のテーマは「ヨーロッパ美術~風景画の展開~」。講師に帝塚山学院大学 教授の大森淳史さんをお迎えしました。どんなお話、どんな作品を見ることができるでしょうか。
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今回のお話では、ヨーロッパで描かれてきた風景画のお話です。どの国の風景画がどのように変化していったのか、映像を見て説明してもらいました。
風景画と一言でいっても様々です。人物を重視して背景はあまりリアルに描かれていない時代もあれば、人物を小さく描き風景を大きく見せる時代もありました。

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時代の初期の風景画に描かれている人物は、その絵で特定の物語を担う登場人物として描かれていたそうです。時代が変化すると、物語を担う登場人物を描きこまない、純粋な風景画が描かれていきました。人物を描いてあっても、たまたまそこにいた人物、風景の一部だったそうです。
風景画の説明はロマン派・バルビゾン派 そして印象派へと変化していきました。前の時代の作品の影響を受けて描かれている作品もあって見比べてみると構図などとても似ていました。
たくさんの時代のたくさんの作品をみてとても贅沢な2時間でしたね。

次回の成人大学講座は3週間後の6月25日(水)です。テーマは「現代美術~メディアアートと町おこし~」です。お楽しみに♪

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