3月22日(日)いよいよ釉薬かけをする日です。
うまく素焼きができたか、窯を開けてみるまでわからないんです・・・
緊張の一瞬ですね。
一つずつ、慎重に窯から出してご自分の作品を確認していただきました。
釉薬をつける前に、表面を少し削って滑らかにします。
今日はとってもお天気が良かったので、外の工作台で作業をしました
そして、お皿の裏側(底の部分)に釉薬が付かないようにはっ水剤を塗ります。
あまり付けすぎると液がたれてしまうので、慎重に・・・
まずは、「黄イラボ釉」という種類の釉薬をぬります。
赤茶色をしていますが、焼きあがると黄色になります。
それぞれどんなデザインにするかによって釉薬のかけ方や濃さを調整します。
何度も重ねてかけると、濃い黄色になり、さらに重ねると茶色になります。
乾いたら次の釉薬かけです・・・お天気が良いので、すぐに乾きました
次は「織部釉」という種類の釉薬です。
細かいところは筆を使って、後は液の中にドボンッ
この方は全面に織部釉だけをかけて、濃淡をつけるようです。
灰色をしていますが、織部釉は綺麗な緑色に焼き上がります。
こちらは、釉薬色見本です。
同じ釉薬でも、粘土の種類によってこんなにも違った表情になるんですね。
今回は信楽粘土を使ったので、右端のような色が出ます。
織部釉も何度も付けると濃い緑になり、
また、黄イラボと重なった所はどのような色になるのか楽しみですね
釉薬が乾くまで少しお昼休憩を取りました
自分で作ったお皿はどれも違った表情で個性があり、愛着もひとしおですね
一つ一つを丁寧に窯に並べていきます。
作品同士が触れないように、棚板が当たらないように・・・・
きれいに入りました。
公民館の陶芸講座は窯入れも体験できます
あとは蓋を閉めてスイッチオン
1230度まで温度が上がり、約14時間で焼き上がります。
窯出しは一週間後です。
どんなふうに出来上がってるか、本当に楽しみです
陶芸室の近くの桜は早咲きで、もう満開
すっかり春ですね。