2月17日(日)。
ハートフルセミナー『貴方から大事な人のために考える”心の病”』地域の現場から学ぶの第3回目を実施しました。
本日のテーマは、『精神保健福祉の現場から「精神障がい対応」と、これから』でした。
今回の講師はお二人にお願いしました。
お一人は、大阪狭山市保健福祉部部櫛グループ主任で、精神保健福祉士の佐藤綾子さん。
もう一人は、地域活動支援センターいーず施設長で、社会福祉士/精神保健福祉士の北野紀一郎さんです。
まず、初めに、佐藤さんの方から、市役所における精神保健福祉業務についてや相談窓口としての展望や課題、支援のネットワークの展開など丁寧に教えていただきました。
手続きの窓口であるだけでなく、お一人お一人の相談を他機関と連携しながらなされているお話から、細やかに対応されている様子が伺えて、とてもうれしく思いました。
また、北野紀一郎さんからは、地域活動支援センターの業務、役割などのお話と共に、実際に体験された事例を通して、どのようなケースがあるのか、どのように対策などを考えていくのかなどを考えさせていただきました。
地域の中に、細やかな対応をして頂ける窓口があること、支えてとなって頂ける地域活動支援センターいーずのような場所があることがうれしくありがたいことだなぁと思うと共に、実際に地域で精神疾患をもつ方を支援できる施設、仕組みがまだまだ不十分である事を知りました。
まずは、知ることから。
そして、知ることから、よりよい社会へと進むための次の方法を考えるきっかけになる回だったと思います。
ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました。