11月28日(土) 13:30~15:30
『環境を考える学びの時間(3回シリーズ)』の最終回
Part.3となる今回は、食品ロス削減のことと、併せて、地域づくりにもつながっている”あいあいねっと”さんのフードバンクの活動のお話。
広島から、原田佳子さん(社会福祉法人正仁会あいあいねっと理事長、美作大学特任教授)に来て頂いてお話を伺いました。
食品ロスを減らすことは、誰かのためだけでなく、自分のためにもなること。
グローバル、ローカルどちらの視野も大切なテーマ。
飢餓で苦しんでいる国があれば、経済活動の中では、その物が、食べられる食べられないではなく、売る方が得か捨てる方が得かみたいなことも起こってる国もある。
自給率も低い日本、輸入に頼らなくてはいけないような状況である日本の食は、自給率の高い国よりももっと、食品を貴重なモノとして使い切る必要があると、お話を聴いて改めて思いました。
”あいあいねっと”さんの活動は、単に預かった食品を必要なところに配分するという活動ではなく、関わる人の顔が見える、関わる人どうしがつながる、地域づくりにつながる活動です。
お渡しした食品がどのようなことに使用されるのか見学されたり、届けられた食品を使った調理実習なども行ったりしているそうです。
しっかりとしたビジョンを根っこに持ちながら、とても温かで魅力的な活動だなぁと思いました。
フードバンクの活動自体は、だれでも、はじめられる活動だそう。
人と人を結び元気にする活動。チームを組んではじめられないかなぁ~。