10月12日(水)成人大学講座「韓国(朝鮮半島)をもっと知ろう」2回目

2回目は「宗教文化から韓国を考える:韓国人の世界観」、というテーマでお話を伺いました。

日本で「宗教」の話・・・というと、大多数の方が顔をしかめられます。
新興宗教のおかげか、胡散臭いものとして捉えられがちではないでしょうか。

さて韓国ではどうでしょうか。
宗教人口の統計をみると、世界的に見てもユニークな「宗教多元社会(1つの宗教が突出していない)」だそうです。
大雑把ですがキリスト教が40%、仏教が20%、その他40%といったところでしょうか。

そして殆どの韓国人が、宗教に対してとても熱心みたいです。

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教会のメガチャーチ化が進み、大きさ世界ランキングトップ10の過半数は、韓国の教会だそうです。
また、日曜には礼拝を9回行う教会もあるそうです。1回目は朝5時半開始とか。
芸能人はツイッターで、自身の宗教的な行いを発信したりしています。
とある元ソウル市長は熱心なクリスチャンで、ソウル市を神様に捧げますなどと発言したとか。

熱心なのはとても良いことだと思いますが、度がすぎるとよくないですね。
日本人からすると、韓国の宗教に対する国民性はちょっと引いてしまうのではないでしょうか。

次回は10月19日(水)、時代劇を手掛かりに朝鮮の伝統社会を見ていきたいと思います。
韓国の時代劇ってどんな感じなんでしょうね。ちょっと想像がつきません。
お楽しみに。

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