『親子で体験!自然と大阪狭山』第2回

9月23日秋分の日 お天気は晴れ
7月の第1回千早赤阪村結の里から2カ月が過ぎ、第2回目は秋の気配が訪れる、副池オアシス公園でネイチャーゲーム体験です!
今日の講師は大阪狭山市レクリエーション協会の井上健太郎さんです。
そして昨年の公民館講座、「ネイチャーゲームリーダー養成講座」に参加された中村さん(みぽりん)と杉本さん(すっちゃん)がお手伝いに来て下さいました。
P9230146_2  今日は8組の家族が参加しました。
井上さんの「ネイチャーゲームを知っている人は?」の質問に、手を挙げる人はいません。
みんな、どんなゲームか、ワクワクドキドキしながら副池に来られたんですね。
家族で、そして大人も子どもも参加したひと全員で楽しみながら自然の不思議や仕組みを学べるネイチャーゲームが始まります

P1250844_2 最初のゲームは「カモフラージュゲーム」です。自然の中に隠した色々な物を見つけていきます。
みぽりんとすっちゃんが一生懸命に隠してくれました。
いくつ見つかるかな?

P9230158_2 こんな物が隠れていました。
全部で30個!
全てを見つけるのは、なかなか難しかったね。
虫や動物も敵から身を守るために、木の枝や葉に色や形を似せたり、季節で毛の色を変えたりして一生懸命生きています。

P1250874 「居眠りおじさん」です。
目隠しをした番人に気付かれないように近づいて宝物を村に持って帰ります。
足音がしないように、そーっと、そーっと近づいて・・・
番人は耳を澄ませて、どの方向から足音が聞こえるのか 当てます。
動物が獲物に近付く時は、きっとこんなふうにするんですね。

P1250879_2 「ごちそうはどこだ?」
では、子どもチーム・大人チームに分かれて対抗戦です。
大人は落花生、子どもはマカロニを隠します。
どちらがたくさん見つけられるか?
お互い、真剣に隠し合います。

P9230203_2 見つけられなかったものも、いくつかありました。
自然界では、リスなどの動物が木の実を隠して、場所を忘れたり、見つけれなかったりした実が、芽を出し、いずれは木になっていくんですね。
このゲームでは、環境破壊にならない様に、マカロニや落花生といった土に帰るものを使います。

P1250899_2 最後は、バッタ・カエル・鳥になって食物連鎖を学ぶゲームです。
芝生にばらまいた爪楊枝が食べ物です。
まずバッタが爪楊枝を食べます。そのバッタをカエルが食べます。そして鳥がカエルを食べます。
よく見ると、爪楊枝の中に先っぽが赤いものが混ざっています。
これは何なんでしょうか?当たり?景品でも貰えるのかな?
ゲーム終了後に残っているカエル・鳥の胃袋の中の爪楊枝を数えます。大体3分の1くらいが赤い爪楊枝です。
実は・・・赤い爪楊枝は汚染された食物です。
体が大きくなっていくに従って、汚染物質の量も大きくなっていきます。
人間に直接関係ないようでも、最終的に私たちが食べる食物に入っている可能性もあるのです。
今日はいろんなゲームから、本当にたくさんのことを知りました。
初めてネイチャーゲームを体験されたお父さん、お母さん方も、「楽しかった。 」 「また、参加したい」と言っていました。
家族で思いっきり体を動かして、楽しんで、遊びながら自然のことを学んだ一日でした。
井上さん、みぽりん、すっちゃん。ありがとうございました。

第3回目は狭山池博物館でナイトミュージアムです!
また、みなさんにお会いできるのが楽しみです!

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