ハートフルセミナー『精神障がい者が社会に向き合うための居場所と人権を考える』学びの時間、第2回目実施しました。

6月30日(日)。ハートフルセミナー『精神障がい者が社会と向き合うための居場所と人権を考える』学びの時間、第2回目を実施しました。

テーマは、『NHK-文化福祉番組より、メディアが伝える”精神疾患と地域の支え”』でした。

Eテレで放送されている『ハートネットTV』をはじめとする文化福祉番組を長年、制作されて来られたNHK(日本放送協会)文化福祉番組部、チーフディレクター井筒屋勝己さんに、東京から来て頂きました。

ご自身の取材体験を元に、精神疾患を持たれている方が地域で暮らすために必要なこと、そして”できること”というテーマで”支える”ということについてのお話もして頂きました。

前回のお話にも出てきましたが、”早期発見”、”早期支援”が大事だと感じました。

この早期発見は、早く病気だと判定づけようということではなく、かもしれないことに気づき、見守ろうということだそうです。見守り、状況に合わせて医療とつながったり、適切な支援ができることで当事者の方が安定して暮らすことができるということです。

全国で実施されている様々な取り組みをご紹介頂きました。まだまだ全国5か所とか、どこにでもある活動ではないことが残念ですが、井筒屋さんがこれらの先進例と言える取り組みも最初はささやかなことからはじめられていますとおっしゃっていました。

私たちの地域でも、何か力を合わせて小さなことからでも取り組んでいくことができると良いなと思いました。

P1230442P1230456_2

 

次回のテーマは、『自殺を無くすなめに私たちができること、「また歩きだすために」』です。

日程は、7月13日(土)の午後2時~4時です。お間違いなく。

 

 

カテゴリー: 講座の記録 パーマリンク