寒い日が続いていますね。本日は晴れましたが、時折雪がちらついていました。
「源氏物語」を楽しむ講座、第三回目です。本日も須磨巻を読み進めていきます。本日の講師は岩井宏子さんです。
前回までは、須磨に移った源氏と女君との手紙のやりとりを読んでいきましたが、今回は場面が変わり、朧月夜の君が参内を許されるところから始まりました。ここでは、朱雀帝と朧月夜内侍とのやりとりが書かれていました。
次に場面が変わり須磨に心づくしの秋がやってきました。心づくしとは季節が冬に近づき寒くなっていくので、あれやこれやと色々と物思いになることだそうです。そんな季節の中で、源氏は都を思い琴を奏でたり、従者たちと和歌を詠んで寂しさを表現していました。
次回は2月22日(水)です。まだまだ寒い日が続きますが、風邪をひかれないように元気にお会いできるのを楽しみにしております。