就活パソコン講座『エクセル活用ビジネスコース』第14回

この講座も後2回となりました。来週で最終回となります。できるだけ充実した内容になるよう頑張ります。
最初に行列検索関数INDEX関数とMATCH関数の復習を簡単にしました。
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本日は時刻の計算をしました。日付や時刻のお話の時はいつもシリアル値の事をいいます。日付や時刻の入力後、表示形式を標準にするとシリアル値に変換できます。
日付は5桁の正数に、時刻は小数点以下の正数で表示するので試してください。
例題はタイムカードを計算する要領で考えます。まず出勤時刻を15分ごとに切り上げるCEILING関数があります。8:16分から8:30分の打刻はすべて8:30分出勤となります。
逆に退勤する時は切り下げのFLOOR関数を使用します。17:30分から17:44分までの打刻は17:30分で退勤となります。
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労働時間の計算は単純に退勤時刻から出勤時刻を差し引けば算出されますが、例えば夜勤や夜中で出勤時刻が退勤時刻を越えた場合は負の値がでますので計算できません。
この場合はIF関数を使って退勤時刻にシリアル値1を足して計算すると正しい時間帯が算出されます。
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最後が一番難解ですが月給を計算するのは通常総労働時間×時間給でできそうですが、2つ気をつけなければなりません。
1つは通常は労働時間は24時間を越えて表示されません。で表示形式の変更が必要です。
もう1つは時刻の計算は実際はシリアル値の計算ですので1日を24時間として24を掛けないと正しい月給が算出されません。
以上を注意してオリジナルのタイムカードを作成して下さい。
さて、来週のまとめはパワーポイントも少し取り入れてやりたいと思います。お楽しみに!

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