新春講座『源氏物語を楽しむ-賢木巻-』第七回

本日はポカポカと暖かい気温で、公民館の玄関前広場にある桜の花がよーっく見ると咲いていました。ついに公民館の桜も開花です!!本日で源氏物語を楽しむ講座は最終回です。この日を迎えるまでに、桜の花がたくさん咲いて欲しかったのですが、残念です。

今日も岩井宏子先生に前回の続きから源氏物語を読み説いて頂きました。

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物語は前回から引き続き、源氏と藤壺とのやり取りから始まりました。その後、藤壺は出家を決意するのでした。平安時代は出家すると髪の毛全て剃るのではなく、髪の毛短くするそうです。幼い東宮に「母の容姿がかわっったらどうしますか?」と涙ながらに話す様子が切なく書かれていました。

源氏物語ではたくさんの女性が登場して、葵上はこの色の衣を着るなど容姿についての説明がところどころあるそうですが、この藤壺はそのような衣などの説明の記述がほとんどされていないとの事。華やかな衣装についての説明が書いてあってもおかしくないのに不思議ですね。

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今回で公民館での「源氏物語を楽しむ」講座は終了です。受講者さんよりもっと続きを!!とのお言葉をたくさん頂戴致しました。ありがとうございます。

また皆様にお会いできるのを楽しみにお待ちしております!!

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