夏休み学習会2013 『落語を演ってみる会 (寿限無であそぼ!)』

夏休み学習会も半分が過ぎました。
今日は落語です!
暑さに負けず12人の小学生の子どもたちが集まりました。
中には、家で「寿限無」の練習をしてきた人もいましたが、みんなは「寿限無」知ってるかな?

今日の先生は、落語家の桂蝶六さんです。
そしてお手伝いしてくださるのが、さやま落語会のみなさんです。

P1240787 プロの落語家さんに教えていただくので、みんなドキドキしながら、畳の上に座って待っています。
ご挨拶の後、落語といえば何を思い出す?との先生の質問に、「扇子」「着物」など・・・いろいろ答えをいってくれました。

P1240791 蝶六先生が、落語の「動物園」を演じて下さいました。
最後のオチに、みんなも爆笑。
だんだん落語の世界に引き込まれていきます。

P1240798 いよいよ「寿限無」の練習です。
「じゅげむじゅげむ・・・」
先生のあとに復唱していきます。
先生から口伝えでおぼえていきます。
私たちスタッフも、横で一緒に覚えようとしましたが、子ども達にはかないません。

P1240808 しこを踏むように、腰を落として練習します。
お腹の中心から声が出るようにするためです。
大きな声と、通る声の違いも教わりました。
どの様に話したら、見ている人、聴いている人に届くのか・・・
落語だけでなく、いろいろな場面で役に立ちそうです。

P1240814 大喜利も体験しました。
数字で始まる虫の名前を順番に一から言っていきます。「芋虫、苦虫、サナダムシ・・・」と続き、最後の十でオチがあります。どんなオチだったかは・・・ヒミツです。

先生から小噺も聞かせて頂きました。
「お母ちゃん、パンツやぶけた!」「え~!またか!」に、みんな大笑い!
何度聴いても、ツボにはまったのか笑います。

P1240826 両手をグーにして前に持っていって、右、左とみて、自然な目線の動きも教わりました。

最後の先生の落語「まんじゅう、こわい」では、「みっちゃん、みっちゃん」と先生が手招きすると、全員が先生の目線の先を見ようと振り返る・・・というように、落語の中に自分自身が入っていってしまっていました。

2時間ですっかり落語の虜になったかな?
寿限無も家に帰って家族の前で披露してくれたかな?
奥が深い落語ですが、本物に触れて、興味を持ってくれたら私たちスタッフも嬉しいです。
桂蝶六先生、さやま落語会のみなさん、有難うございました。

カテゴリー: 講座の記録 パーマリンク