成人大学講座『食い倒れから食い起こしへ』第3回

本日成人大学講座『食い倒れから食い起こしへ』第3回目を開催しました。
本日のテーマは「カロリー摂取量と健康~カロリーを制限すると免疫力がアップする~」です。講師に大阪府立大学 地域保健学域 総合リハビリテーション学類  栄養療法学専攻教授 乾博さんをお迎えし、お話していただきました。

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講座では、餌箱にいっぱい餌を入れて好きなだけ餌を与えたマウス(ネズミ)とカロリーを制限し決められた量を与えたマウスを比べ、どんな違いがあるか調べた結果を聞きました。マウスは自制心がないので、与えられたら与えられただけ食べてしまうらしいです。
2種類のマウスを調べたところ、カロリーを制限したマウスの方が月齢に対する生存率が高く、寿命が延びていました。

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食事制限をするとアトピー性皮膚炎にかかっていても症状が軽くなったり、インフルエンザにかかってもやわらげることができるのではないか?と言われているそうです。
お腹がすくと発生するグルココルチコイドは血糖値上昇作用や免疫抑制作用があり、免疫のバランスをとっているのではないかという結果があるそうです。
ご飯を食べる時は、量や時間を適当に食べるのはなく、お腹がすいた時に自分に合ったカロリー制限をして食べると健康に良いということですね。

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次回の成人大学講座は11月10日(土)です。テーマは『お口の健康と食育~いつまでも口から美味しく食べよう~』です。
ご参加お待ちしております。

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